Raspberry PiでLinuxサーバーを製作初期段階
予備知識
RpiのOSである、Raspbian "wheezy"は、LinuxOSの一種であるDebianを基にしている
Debianの知識が役に立つ
インテル系のCPUではなく、ARM系のCPU
コンパイルが変わってくる
準備
RPi本体・LANケーブル・SDカードが最低限必要
始めの1回はUSBキーボード・モニタ・モニター接続一式も必要
SDカードへのOSファイルの書き込み
方法はWindowsXP環境用Raspberry PiブートSDカード制作方法へ
トラブル時はRaspberry Piブートトラブル(起動問題)へ
一番初めはキーボードとモニターを繋いで電源を入れてください
箱を準備してください
SDカード・LANケーブルを繋ぎ、電源ON
Windows側でSSHソフト(TeraTerm)のインストール
RaspberryPiの、ルーターIPアドレスの確認
初期設定
リモートコントロールの準備です
この準備後は、モニターとキーボードを外して、普段のパソコンから動作させます
はじめからSSH接続も可能と言うことが判りました
文章が混在していることをご容赦ください
始めの長い起動の後、ログインして設定画面を開きます
1番始めの起動と、その次だけは長い時間が必要
プロンプトのままの場合は、$ sudo raspi-config
始めに変えるのは :
change_timezone
»時間の取得に必要
change_pass
»piユーザーのパスワードの変更
ssh
»Enableになっているはず
expand_rootfs
»SDカードの有効利用に必要
»次の起動時の時間が長くなる
です
終了すると自動で再起動するはずです
しない場合は $ sudo reboot
次の起動はSDカードの容量によっては、数十分かかります
SSH設定
SSHはRPI以外のパソコンからアクセスして、RPIを動作させるソフト
接続を便利にする為、プライベートIPの固定化
セキュリティーの為、秘密鍵の導入・Rootでのアクセス禁止・空白パスワードでのログイン禁止・ポート番号の変更をしてください
方法はDebianと同じです
再起動を忘れないでください
自動化設定
OSやソフトのアップデートなどは自動化しておいたほうがいいです
私は毎日AM4時15分に、OSの apt-get update; apt-get upgrade を実行するようにしました
これも方法はDebianと同じです
ソフトのインストール
私は今は、RaspberryPiをPHPとJAVAのテスト環境にします
その為、
Apache2
PHP5
MySQL
FTPソフト
Tomcat7
をインストールしました
ポートごとのセキュリティー
セキュリティーはポート毎(ソフト毎)の設定を意識してください
代表的なポート番号
HTTP : 80
HTTPS : 443
FTP : 20 / 21
TELNET : 23
SMTP : 25
IMAP : 143
POP3 : 110
SSH : 22
SSHに関しては上記の設定で良いと思います
その他も、ソフト毎に複数の設定をすれば、問題無しです
インターネットへの接続には、別途ルーターの設定が必要です
現在は社内LANのサーバー状態
ちなみにですが、PHPのテストもうまく行き、満足しています
わたしは今はここまでにします
ネットに接続したい場合
ネットに接続したい場合は
ルーターでポートを開く設定をする
DDNSサービスにIDを登録
グローバルIPアドレスをDDNSサービスに登録
独自ドメインの検討・DDNS登録
Raspberry Piをサーバーにすることを考えている場合には、これを基本にすれば良いとおもいます